「民都」大阪対「帝都」東京 思想としての関西私鉄

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情報

著者
原武史
寸法
8,54 MB
ファイル名
「民都」大阪対「帝都」東京 思想としての関西私鉄.pdf
ISBN
2610219568055

説明

阪急創業者・小林一三は、「政治中心」の東京に対して、大阪を「民衆の大都会」と呼んだ。ターミナル・デパート、高級住宅地……国鉄に対抗し「官」からの独立を志向する関西私鉄は、沿線に市民文化を花開かせ、「民衆の都」大阪は東京を凌駕する発展を見せた。 だが、大正から昭和への転換、昭和天皇行幸を機に、街は次第に「帝都」へと変質してゆく―。権力の装置=「国鉄」と関西私鉄との葛藤を通し、「都市の自由」の可能性とその挫折を描く、原武史の代表作。 第20回(1998年) サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞。[解説(鹿島茂)より] 「横軸としての鉄道に、縦軸としての天皇が交差することによって、思考の座標軸が形成され、二つのパラメーターが思考の軌跡をさまざまに描き出す」[本書の内容] はじめに―昭和大礼の光景 第一章 私鉄という文化装置「帝国」と「王国」『細雪』から関東私鉄と関西私鉄 第二章 「私鉄王国」の黎明第五回内国勧業博覧会法の抜け穴二つの風土 第三章 「阪急文化圏」の成立往来ふ汽車を下に見て―小林一三という人物民衆の都沿線文化の確立反官思想の結実―阪急デパート第四章 昭和天皇の登場「大大阪」の誕生昭和大礼と都市空間の変容官民協力奮励セヨ―一九二九年の行幸 第五章 阪急クロス問題「官」の巻き返し逆風小林一三、社長を辞任す 第六章 「帝都」としての大阪大阪市民たるもの天皇のまなざし一生一代の御奉公 おわりに―「紀元二千六百年」の光景解説=鹿島茂※本書の原本は1998年に講談社選書メチエより刊行されました。
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